日本代表が招待される今夏のコパ・アメリカに、所属する大迫勇也を「引き渡さない」と発表したヴェルダー・ブレーメン。
ヘルタ・ベルリン戦に向けた14日の記者会見では、このことにフロリアン・コーフェルト監督が言及した。
コーフェルト監督はまずチームに復帰後コンディション不良で出場がない大迫について「出場は厳しい」と欠場を示唆。さらに日本サッカー協会(JFA)との関係や、今回の発表にいたった経緯などを明らかにした。
💬 @JFA とのコミュニケーションについて #コーフェルト
「それはフランク・ #バウマン の課題であり、彼がコミュニケーションを行う。私自身は #大迫勇也 と良い話し合いを持っており、彼にとって重要なのは負荷を軽減することにある」#ヴェルダー | #BSCSVW pic.twitter.com/bfvxbDBfWs
— SVヴェルダー・ブレーメン (@werderbremen_jp) 2019年2月14日
💬 #大迫勇也 について #コーフェルト
「彼はコパ・アメリカへの不参加を理解を示し受け入れた。話し合いは選手の同意の下、@JFA との密接な調整の上で行っている。代表への派遣の義務はなく、その為この様な決断を下した」#ヴェルダー | #BSCSVW pic.twitter.com/Oze0nWxckq
— SVヴェルダー・ブレーメン (@werderbremen_jp) 2019年2月14日
フランクとは、チームOBでスポーツディレクターを務めるフランク・バウマン氏のこと。
交渉自体はバウマン氏に一任しているというコーフェルト監督は、大迫と良い関係が築けていることを話したうえで、大迫が不参加を受け入れたこと、その同意のもと密接な調整が行われた結果として異例の発表にいたったことを明かした。
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ここで指摘されているようにコパ・アメリカには選手の派遣の義務がなく、現時点でも日本代表がどのような陣容で臨むのか明らかでない。
ただ、今回の話により大迫の大会欠場は改めて決定的になったようだ。