フランスの地で、早速フル稼働中だ。

今冬に鹿島アントラーズからトゥールーズへ移籍した昌子源は、21節のニーム戦で新天地デビューを飾った。

この試合で完封勝利に貢献すると、以降の公式戦5試合で連続フル出場中。最終ラインに欠かせない存在へとなりつつある。

適応するまで時間がある夏とは違い、冬の移籍はすぐさまチームに馴染むことが求められる。特に連係がモノを言うディフェンダーにとって、冬の移籍は非常に難しいはずだ。

しかしそんな中でも、昌子はすぐに起用され、3バックと4バックを併用するチームにおいてポジションを確保している。

なぜ、昌子は信頼を掴めたのか。トゥールーズの基本メンバーや戦術に触れつつ、“昌子に吹く追い風”に迫っていきたい。