『Sky』は13日、「ミランのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインは、マウリツィオ・サッリ監督との再会を求めている」と報じた。
この1月のマーケットでミランを離れ、チェルシーに移籍するのではないかと言われているイグアイン。その理由はサッリ監督の指導を受けたいからだという。
今回のレポートによれば、既にイグアインはミランに移籍を志願していることを正式に伝えているとのこと。
ガットゥーゾ監督も「私次第ならば、彼を家に招待して、部屋に閉じ込めて、2~3時間ごとに食べ物をやるが…それはできんな」と話し、イグアインが複雑な状況にあることを認めている。
ただ契約の状況が複雑であり、ミランはユヴェントスから彼を2年ローンで借りている最中である。
その条件は1年1800万ユーロの手数料、3600万ユーロの買い取りオプションがついているというもの。
考えられるパターンは、即座にユヴェントスへと返還した上でチェルシーに貸し換えるというもの。だがそれではイグアインの後釜が来ないため、ミラン側が難色を示しているという。
様々に利害関係が渦巻く状況であるが、当事者であるミランとユヴェントスは今月16日にスーペルコッパで対戦する。
その際に両チームの関係者や監督が対面して、この問題に対する解決方法を探るチャンスになるのではないかと考えられているようだ。