かつてドルトムントに所属していたポーランド人MFクバことヤクブ・ブワシュチコフスキ。
33歳になった彼はこの冬にヴォルフスブルクを退団した。『sport.pl』によれば、古巣であるポーランド1部のヴィスワ・クラクフの練習に参加しているという。
彼は無給でチームに加わる可能性があるほか、資金難のチームを救うために自ら資金を提供するという。
All respect to our Kuba, who is on the verge of joining his boyhood club Wisla Krakow without pay and has assisted them financially to help revive the Polish side 💛👏🏼 pic.twitter.com/IkRdWobzFy
— Borussia Dortmund (@BlackYellow) 2019年1月12日
しかも、クバがヴィスワに資金を提供するのは、今回が初めてではないとか。昨夏にも100万ズウォティ(2900万円)ほどを提供したそう。
1906年創設のヴィスワはリーグ優勝13回を誇る名門だが、資金繰りに窮しているようだ。
今回はクバ以外にも2人の実業家が選手やスタッフの遅滞されている給与を支払うための資金を捻出。3人はそれぞれ133万ズウォティ(3857万円)、合計で400万ズウォティ(1.1億円)を融資するとか。
前回、クバは利子なしで貸付けようとしたものの、法的な観点からそれは不可能だったそう。ただ、クラブが利子を返済した直後、彼はその利子分でチームのキッズたちの試合チケットを購入し、実質的には利子なしだったとか。