フランク・ランパード監督が率いるダービー・カウンティは英2部で6位につけている。

第27節で首位リーズとの上位対決に挑んだのだが、対戦前に両チームに「スパイ騒動」が起きていた。

『BBC』によれば、事件が起きたのは木曜日。ダービーの練習場のフェンス付近に不審な男がいるとダービーシャー警察に通報があった。

逮捕者は出なかったものの、スパイ行為をしていた可能性が指摘されており、FA(イングランドサッカー協会)も調査を始めているという。

この件について、リーズのマルセロ・ビエルサ監督は自分の責任だと認めた。

マルセロ・ビエルサ(リーズ監督)

「昨日、フランク・ランパードと話した。彼は私がフェアプレールールを尊重していないと言った。

私自身は違う見方をしているが、大事なのは彼とダービーの考えだ。

そうすることについてリーズに許可は得なかったので私の責任だ」

「正当性を見出そうとすることなく、アルゼンチン代表のワールドカップ予選以降、私はこの種の行為を使ってきた」

「(その場に)リーズの関係者がいたのは事実だ。この件についての責任は私にある。私の責任だ」

フランク・ランパード(ダービー監督)

「少なくともスポーツマンのレベルでは、悪いことだと思う。

『文化的なもので、どこかでやった』ということを話し始めるのであれば、ムリだね。

もし私が他国に行ったなら、その国の礼儀を理解し、それを順守するだろう」

ただ、フェンスに損傷などはなかったそう。ビエルサの教え子であるトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、アルゼンチンではあることと述べていたというが…。

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