『L'Equipe』は1日、「2022年のワールドカップを開催するカタールは、新しい税率を導入した」と報じた。

記事によれば、それはアルコール飲料とタバコに100%、エナジードリンクと甘い飲み物に50%の税金をかけるというものだそう。

つまり、アルコールとタバコは2倍の価格、エナジードリンクと甘い飲み物は1.5倍の価格になるそうだ。これは2019年1月1日から施行されているという。

カタールはイスラム教国であり公の場での飲酒は禁止されているが、許可を得れば合法である。認可されたホテルやバー、クラブでは流通している。

限定的な販売であるためカタールでは酒類の販売代理店は国営の1会社しかなく、価格のリストも既に発表されている。

  • ボンベイ・サファイア(ジン):81ユーロ(およそ1万円)
  • ヴァンルージュ・シラス(南アフリカ産ワイン):20ユーロ(およそ2500円)
  • ハイネケン24缶ケース(ビール):92ユーロ(およそ1万1600円)

になるそうだ。

ちなみにハイネケンの24缶ケースは日本でおよそ4500~5000円ほど。ボンベイ・サファイアは1800円ほどなので、かなりの高額になるよう。

ワールドカップでカタールを訪れても、お酒好きにはなかなか厳しい旅になりそうだ…。

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