庄司朋乃也(ツエーゲン金沢)

金沢がJ2で13位、52得点48失点と得失点差をプラスで終えたことは快挙と言える。そのチームの軸となったのは守備陣であり失点数を抑えた頑張りがあってのことだろう。

庄司は東京五輪世代のU-21代表選手。セレッソ大阪のU-18出身だが、トップチーム昇格後はU-23チームが主戦場でJ1の出場はまだない。2017シーズン中に金沢へ期限付き移籍をすると1年半でチームに欠かせない選手となった。2018シーズンを41試合1得点と長丁場のJ2をほぼ休まずに働き続けた。

187cmと大柄で高さはもちろんのことだが、平面のスピード、足技も兼ね備えた現代サッカーの申し子とも呼べるセンターバック。2019シーズンはJ1へ昇格を決めた大分への期限付き移籍が決定しており、J1での活躍が期待される。

井林章(東京ヴェルディ)

名門東京ヴェルディのキャプテンを長い間務め、J2では屈指のセンターバックとして名前を轟かせていたのが井林だ。

DFラインの相棒であった畠中槙之輔がシーズン中にマリノスへ引き抜かれた中でチームの守備を大きく崩さずに保ち続けた。

今季はセンターバックでけでなく、チーム事情によっては右サイドバックでもプレーしながらも『Football Lab』の守備ポイントはJ2で栗山に次ぐ2位。強さ高さはもちろんだが、ビルドアップ能力も高く同パスランキングも21位とDF離れしたスタッツを残している。

先に畠中ではなく井林が引き抜かれていてもおかしくはなかった。J2昇格プレーオフで涙をのんだ東京ヴェルディだが、個人昇格もあり得るのではないか…と思っていたら、27日にサンフレッチェ広島への移籍が決定した。

以上、J2、J3からGK・DFの逸材を紹介した。Jリーグは今月から複数のサッカーゲームでも再び取り上げられるようになってきた。自分だけの愛着のある選手をゲーム内で獲得をし育ててみるのはいかがだろうか?

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