『Sky』は27日、「レスター・シティのGKカスパー・シュマイケルは、前オーナーのヴィチャイ・スリヴァッダナプラバが事故死した時のことについて話した」と報じた。

10月27日のウェストハム戦後、ヴィチャイ氏ら5名を載せたヘリコプターがレスターの本拠地キング・パワー・スタジアムから飛び立った。しかしその直後に機体は安定を失い、駐車場に墜落。5名全員の死亡が確認された。

その際、チームの選手で唯一スタジアムに残っていたのがカスパー・シュマイケルだった。彼はすぐに現場に駆けつけたと伝えられている。

インタビューに答えた彼はヴィチャイ氏について以下のように話し、お金や名声だけに囚われない人物だったと評した。

カスパー・シュマイケル

「足を骨折してしまったとき、僕はロンドンに行かなければならなかった。プレミアリーグに昇格して最初のシーズンだ。チームはマンチェスター・シティとの試合をしていたよ。

その時、ヴィチャイは病院にやってきて、僕をヘリコプターに乗せてレスターに連れて行ってくれたんだ。そして彼とともに試合を見た。

彼はそんなことをする必要はなかったのにね。でも彼はそれをしたんだ」