映画の主役のようなFWがいる

2014年ワールドカップにメキシコ代表として出場したアラン・プリード。

先月のアルゼンチン代表戦にも出場した27歳のFWは過去、誘拐事件に巻き込まれた経験を持つ。2年前の2016年、地元で行われたパーティからの帰り道に武装集団からの襲撃に遭い、車から降ろされた上で拉致されたのである。

ワールドカップ選手の誘拐という事件は当時世界的なニュースとなり、メキシコは特殊部隊を組織して解決を図った。

しかし事件は意外な結末を迎える。なんと拉致されたプリードは見張り役の男から銃を奪うと、相手を銃撃。その後、窓ガラスを割って見事に脱出に成功したのである。

まるで映画の主人公の話のようだがこれは実話である。今回、彼は怪我で出場を危ぶまれているが果たして…。

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