『Daily Mail』は3日、ニューカッスルに所属している韓国代表MFキ・ソンヨンのインタビューを掲載した。
ロンドン五輪での銅メダルによって兵役は免除されたキ・ソンヨンであるが、そのかわりに4週間の軍事訓練を義務付けられている。それに参加したのは2016年だった。
彼はその時のエピソードについて以下のように話し、訓練を受けたことによって軍隊への尊敬を抱くようになったと語った。またその一方で祖父母が北朝鮮出身であることも明かし、祖国の統一を期待していることも告白している。
キ・ソンヨン
「準備はできているよ。準備をしておきたい。祖国を助けたいんだ。ベニテス監督にもそう言いたいよ。明日でも行くよ。家族や祖国を守るためにね。
軍隊の訓練を受けていたときには、毎朝6時半に起きていた。ビルの前に250人が整列し、国歌を歌うんだ。朝には技術を学ぶ。銃を撃ち、手榴弾を投げる。午後にはテストを受ける。そして、銃と共にベッドに入る。
20発の実弾を3つのターゲットに撃ち込まなければならない。100m、150m、250mのね。ただ、僕は7発しか当たらなかった。
手榴弾は、30m先にある穴に投げ込まなければならない。銃よりは良かったね。
ある日は、あらゆる荷物を詰めて、銃を持って20kmの行軍をしなければならなかった」