本田圭佑が今季からプレーしているオーストラリアのAリーグ。

このほど行われた第6節、アデレード・ユナイテッド対ブリスベン・ロアー戦で物議を醸す出来事があった。

後半45分、1点を追うブリスベンが攻撃を仕掛けた場面で…(以下動画:1時間49分40秒~)。

ゴール前でタッチが大きくなりボールを失いかけたブリスベンMFステファン・ムーク(背番号13)。

彼はタックルに行ったが、そのタックルを受けて倒れた相手選手との衝突で失神してしまったのだ。

幸いにもムークは意識を回復したが、彼はこのプレーで2枚目のイエローカードを受けて退場に…。

このプレーが起きる前の後半33分にはムークの顔を掴んだアデレードDFテイラー・リーガンが退場する場面もあり、荒れた一戦になってしまったようだ。

結局、ブリスベンは2-1で敗戦。『Fox Sports』によれば、ジョン・アロイージ監督はこう述べていたそう。

ジョン・アロイージ(ブリスベン・ロアー監督)

「なぜステファン・ムークがレッドカードを受けて、(倒れた)クレイグ・グッドウィンには何のお咎めがなかったのか分からない。非常に奇妙だね。

失望したよ。ムークが気を失っているのに、相手選手たちは周りを取り囲んで無理に引き起こそうとしてたからね」

「ステフは大丈夫だ。彼はなぜ自分が退場になったのか分かっていなかった」

アロイージ氏は元オーストラリア代表FWで、2006年ワールドカップでは日本戦でもゴールを決めた人物だ。彼が率いるブリスベンと本田のメルボルン・ヴィクトリーは来月に対戦する。

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