『Xinhua』は27日、「中国U-15代表チームは、スペインで10ヶ月間のトレーニングキャンプを開始した」と報じた。
このプロジェクトは、中国サッカー協会(CFA)とリーガ・エスパニョーラのパートナーシップによって手がけられたもの。
14~15歳の中国人選手は、スペインで試合やトレーニングを行うほか、現地で8時間の教育を受け、文化やスペイン語、英語などを学ぶ予定になっているという。
中国U-15代表はマドリードでの地域リーグでプレーすることになり、レアル・マドリーやアトレティコ・マドリー、ヘタフェなどと競い合うとのことだ。
また、同時に中国U-15女子代表チームもマドリードを訪れており、彼女たちについては12月7日までトレーニングキャンプを行う予定だそう。
監督を務めているアルフレド・サンタレナ氏は以下のように話し、選手は戦術とチームワークを学ぶ必要があると指摘したという。
アルフレド・サンタレナ
「こちらに来た選手たちにはとても満足しているよ。本当に素敵な少年たちだし、言葉が話せなくてもいつも笑っている。テクニックは優れているし、フィジカルも強い。ただ、戦術とチームワークに取り組まなければならないね。
あとは『抜け目のなさ』だね。それは年齢を重ねるに連れて、競争するための助けになるだろう」
なお、中国サッカー協会は「U-23代表が国内リーグでプレーする」という噂について否定しており、来季も今季と同じチーム数で行うと明言したとのことだ。