欧州各地で行われたUEFAネーションズリーグ第5節。リーグBのスウェーデンは敵地でトルコを0-1で下した。
決勝点は後半にDFアンドレアス・グランクヴィストが沈めたPK。だが、そのPKを得たスウェーデン代表FWマルクス・ベリが驚きの発言をした。
彼はUAEのアル・アインで塩谷司とともにプレーする32歳のストライカーだ。
『aftonbladet』によれば、ルーマニア人の主審からPKをあげると約束されたと明かしたという。
ベリは前半にもボックス内でPKになるか際どい場面があったようで、ハーフタイムにそのことを話した際に主審からこう言われたようだ。
マルクス・ベリ(スウェーデン代表FW)
「ハーフタイムに審判と話して、こう言われた。
『(前半のが?)PKだったなら、後半にPKを2つあげるよ』って。
そして、僕らはそのひとつを得た。勝ったのでよかったよ」
「(主審との会話がPKゲットにつながった?)
分からない。後半のも明らかにPKだったと思う。
僕らは2つのうち1つを得たけど、2本だったかもね」
冗談だったのかもしれないが、主審がどういったトーンで話していたのか気になるところ…。ただ、後半に与えられたPKについては、トルコ側もさほど抗議しておらず、露骨なジャッジではなかった。
なお、UAEではゴールを量産しているベリだが、代表では1年以上得点がない。そのために国内では批判を浴びているというが、本人は「チームが勝っている限りには気にしない」と述べていたそう。
そして、自分でPKを蹴りたかったのでは?という問いにはこう答えた。
マルクス・ベリ(スウェーデン代表FW)
「僕は今日のキッカーのリストに載っていなかったんだ。
“Granen(グランクヴィスト)”がファーストキッカーだし、彼は非常にうまく決めたよ。
クラブでは僕がPKキッカーだけど、ここでは彼だから、彼が蹴ったのさ」