今夏のロシア・ワールドカップで日本代表がキャンプを張ったカザン。同地を本拠地とするチームがルビン・カザンだ。
おめでとうございます @jfa_samuraiblue !👏🏻
Сборная Японии🇯🇵 на #ЧМ2018 победила Колумбию🇨🇴 2:1!
Проживание на базе «Рубина» даёт свои плоды!☝🏻 #WorldCup #JAP pic.twitter.com/OAFaDNS1tI
— «Рубин» Казань (@fcrk) 2018年6月19日
このほど行われたロシア1部リーグ第13節でルビン・カザンはオレンブルクと対戦したのだが、とんだミスからてんやわんやの事態になっていた。『TASS』などが伝えている。
この日は右サイドバックとしてDFヴィタリー・ウスティノフ(背番号91)を使うはずだった。チームが発表した先発イレブンにも彼の名前があったのだが…。
Изменение в стартовом составе нашей команды: вместо Виталия Устинова на поле с первых минут появится Ибрагим Цаллагов. pic.twitter.com/8xSa4KAgqo
— «Рубин» Казань (@fcrk) 2018年11月5日
だが、担当者がリーグに提出するオンライン登録でミス。ウスティノフではなく背番号89番のユース選手をリストに載せてしまい、リーグ公式サイトのスタメン表記にも彼の名前が…。
だが、その選手は前日にユースでフルマッチをプレーしていたほか、そもそも監督のプランにも入っていなかった。
当然、ルビン・カザンはウスティノフと入れ替えようとしたが、ここでオレンブルクが物言い。
ルール的にキックオフ75分前の段階で登録はフィックスされるのだが、ウスティノフはそもそも登録されていなかったのだ…。 そのため、登録変更が間に合わなかったルビン・カザンは、怪我のために2か月以上離脱し、練習に復帰したばかりだったDFイブラギム・ツァラゴフを急遽スタメンで起用するはめに。
現地では「ひとつの(登録)ミスによって試合前に2つの交代を余儀なくされた」とも伝えられている。
そんな試合でルビン・カザンは退場者を出して、0-1で敗戦。11試合続いていた無敗記録が途切れてしまった。
試合後、グルバン・ベルディエフ監督は「テクニカルなミスだった。抗議はしないだろう。我々の過ちだ」と認めていたそう。