SC相模原は4日、「元日本代表GK川口能活が現役を引退する」と公式発表した。

横浜マリノス(のちに横浜F・マリノス)、ジュビロ磐田、FC岐阜などでプレーした川口能活。ポーツマスとノアシェランで海外での挑戦も行うなど、日本人GKのパイオニア的存在となった。

五輪代表ではブラジル代表を相手に「マイアミの奇跡」を経験し、その後フル代表でも長くゴールマウスを守った。

最大のハイライトは2004年のアジアカップ準々決勝で、ヨルダンとのPK戦で2つのセーブを記録、大逆転勝利に大きく貢献した。

2016年には41歳でSC相模原に加入し、J3リーグでプレー。昨年には通算500試合出場を達成しており、日本サッカー界の伝説的な存在である。

引退セレモニーは12月2日に行われる鹿児島ユナイテッドFC戦の終了後に行われる予定で、記者会見は11月14日に開かれるとのことだ。

川口能活

「今シーズンで引退することを決めました。とにかく今は感謝の気持ちしかありません。

自分の気持ちはまた改めて引退会見の場でお話しさせていただきたいと思います」

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