『The Star』など各メディアは11日、「元ティカ・ユナイテッドの主将デニス・レワがバス事故に巻き込まれて死亡した」と報じた。
デニス・レワ・ムワンガラは1991年生まれの27歳。ケニア・プレミアリーグのティカ・ユナイテッドでキャプテンも務めていた守備的MFだった。
彼は9日夜から10日にかけて、カカメガ・ホームボーイズというクラブと契約を結ぶためにバスで移動していたという。
しかしその途中、悪天候の中でバスが道を外れ、20m下の地面まで落下。その結果乗っていた56名が死亡し、そのうちの一人がデニス・レワだった。
『TUKO』のレポートによれば、72歳だったドライバーは長距離路線のためのライセンスを保有しておらず、バスを運転するのも1ヶ月ぶりだったという。
生存者の証言によると、乗客の数も過剰であり床に座っている者もいたとのこと。事故が起こる前には乗客からドライバーに「スピードを落とせ!」と声が飛んでいたが、それが無視されたとも。
警察の発表によれば、すでにその時点でバスのブレーキは故障しており、そのために車両の制御が失われたようだ。
It is with deep sadness that we learn of the demise of Thika United player Dennis Lewa who passed on in the tragic accident at Fort Ternan on Wednesday. Our thoughts are with his family, friends, and Thika United during this time. pic.twitter.com/casO49DPMh
— KPL (@TheOfficialKPL) 2018年10月11日
My heartfelt condolences goes out to family,friends and fans of @ThikaUnitedFC for the loss of their captain Dennis Lewa.God Rest your soul in Peace Brother, and to your family may the lord give you comfort during this hard time 🙏 pic.twitter.com/g8hrhJydJX
— Victor Wanyama (@VictorWanyama) 2018年10月11日
ケニアサッカーリーグ機構、そしてスター選手のヴィクター・ワニャマらが、若きMFの非業の死に哀悼の意を示した。