『SBS』は10日、「オーストラリア代表DFジェイソン・デイヴィッドソンは、トニー・ポポヴィッチ監督を絶賛した」と報じた。
ジェイソン・デイヴィッドソンは1991年生まれの27歳。日本人の母親を持つ元オーストラリア代表DFアラン・デイヴィッドソンの息子にあたり、2005年からは日本の成立学園高校に留学していた選手だ。
卒業後は欧州に渡り、これまでポーランド、イングランド、オランダ、クロアチアなどでプレーしてきた。
しかし27歳になった今季は自身初めてのオーストラリア・Aリーグに臨むことになり、パース・グローリーに加入したのだ。
そのパースで監督を務めているのは、かつてウェスタンシドニー・ワンダラーズをアジア王者に導いたトニー・ポポヴィッチ氏。現役時代はサンフレッチェ広島でプレーしたことで知られる元DFだ。
昨年彼はトルコのカラビュクスポルで最下位に沈んだことで評価を落としてしまったものの、デイヴィッドソンは「最高の監督の一人」と語ったという。
ジェイソン・デイヴィッドソン
「トニー・ポポヴィッチは、これまで僕が働いてきた中で最高の監督の一人であることは間違いない。
彼が見せる細部への注意力は信じられないものだよ。ハードワークマスターであり、それはオーストラリアでよく知られている。
完璧を望む男だし、それを得るために小さなことに目を向ける。ピッチの外でもね。それは簡単じゃないことだし、プレシーズンの練習も厳しかったよ
選手に求められるのはいつもいいパフォーマンスを出すこと。これは良いことだし、誰もが常に準備を整えておかなければならないね」
本田圭佑(メルボルン・ヴィクトリー)やウサイン・ボルト(セントラルコースト・マリナーズ)も所属しているオーストラリア・Aリーグは、来週末の20日に開幕を迎える。