ベルギーサッカー界では八百長やマネーロンダリングの疑いで多くのクラブが警察当局による捜索を受けるなど衝撃が広がっている。

そうした中、PSGの試合にも八百長の疑いがかけられていると、フランス紙『L'EQUIPE』が報じた。

問題視されているのは、今月4日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ、PSG対ツルヴェナ・ズヴェズダ(レッドスター)戦だという。パルク・デ・プランスで行われた一戦は、6-1でパリが大勝している。

同紙によれば、UEFAからの警告を受けたフランス当局が捜査を始めたという。

UEFAはツルヴェナ・ズヴェズダの幹部と共犯者が、自らのチームが5点差で負けることに数百万ユーロを賭ける意思を示したというレポートを試合の数日前に受け取っていたとのこと。賭け金は500万ユーロ(6.4億円)近い金額で、数千万ユーロの利益を得たとも。

元横浜F・マリノスDFミロシュ・デゲネクも先発した試合はパリが70分までに5点を奪い、その後74分に失点。そして、81分に6点目を奪う展開だった。

ただ、ツルヴェナ・ズヴェズダ側は『L'EQUIPE』の報道に対して異議を申し立てるとも伝えられている。

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