先日、ヴィルトゥス・エンテッラに無期限の練習生として加入することが決まった元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ。

エラス・ヴェローナを昨季開幕前に退団したため、プロとしてピッチに復帰するのは2017年1月にサンプドリアとの契約が解除されて以来20ヶ月ぶり。最後の公式戦出場に至っては2016年5月のことである。

カッサーノは地元ジェノヴァに近いリグリアのクラブに加入できたことに喜び、とにかく感謝と幸せを強調したという。

アントニオ・カッサーノ

「オレはすごく、すごく幸せを感じているよ。練習に戻れたことにね。

会長のアントニオ・ゴッツィには、このチャンスを与えてくれたことに感謝したい。

これから毎日どうなるかを見ていこう。そして、それから決断を下すことになるだろうね」

ただ、昨季セリエBから3部降格したヴィルトゥス・エンテッラは、まだプレーするディヴィジョンが確定していない。

それは、破産したチェゼーナの扱いを巡る争いがあるためだ。ヴィルトゥス・エンテッラはその勝点剥奪処分を昨季の成績に適用すべきだと訴え、自分たちは2部残留の権利があると主張している。

そのためヴィルトゥス・エンテッラの試合は延期が続いており、まだいつからプレーできるのかも不明となっている。

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