『AS』は23日、「スペインサッカー連盟会長のルイス・ルビアレス氏は、リーガのスケジュールを批判した」と報じた。

先日行われたレバンテ対セビージャの試合は気温28℃、湿度75%というコンディションで行われることになった。

それを受けて、スペインサッカー連盟会長のルビアレス氏は自身のツイッターで熱中症に倒れた女性の写真を使い投稿した。

リーガが狂ったスケジュールを続けるならば、2019-20シーズンは再配置を考える。ファンやサッカー関係者のためには恥ずかしいことだ、30度以上では競技はできない…とのこと。

ただ、リーガ会長のハビエル・テバス氏はすぐにツイッターで反撃。

ロードレース世界選手権のアラゴンGPでは、32℃のなかで11万4000人が問題なく楽しんでいると主張。ルビアレス氏を「デマゴーグ」だと批判したのだ。ただ、これは競技の違いもあるとも指摘されている。

今年は欧州でも猛暑の問題がピックアップされた。スペインは特に2部以下のリーグや女子サッカーが6月に入っても試合を行っている現状があり、その場合はかなり高い気温でのプレーを余儀なくされてしまう。ルビアレス氏はその状況を危惧しており、このまま続けることは出来ないと指摘しているのだ。

日本では2020年に行われる東京五輪のスケジュールが話題になっており、サッカー界でも2022年にはカタールでのワールドカップが控えている。

熱さと競技スケジュールの問題は、日本のみならず世界中で対処しなければならないものになっているようだ。

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