今年のワールドカップでは暑さ対策のために給水タイムが初めて導入された。

そんななか、あまりの暑さにハーフタイムに点滴を受ける選手が続出した試合があったようだ。『espn』が伝えている。

アメリカの女子サッカー1部リーグ、NWSLのファイナルステージ準決勝のFCカンザスシティ対ポートランド・ソーンズ戦での出来事。

カンザスシティにあるダーウッド・サッカー・スタジアムで正午からキックオフされた試合は日差しを遮る雲が一切ない炎天下のなか行われたそうで、 気温は華氏100度(摂氏だと37.8度!)に達していたという。 また人口芝?のピッチもより選手たちにとって過酷なものとなっていたそう。

ハーフタイムになると選手たちは凍らせたタオルで体を覆い、足を氷水につけて体を冷やしたという。それだけでは凌げない選手も多かったようで、カンザスシティのMFジェン・ブクコウスキによれば、6,7人のチームメイトが点滴を受けていたんだとか。

この試合でも前後半に給水タイムがとられたようだが、選手たちはスパイクを脱ぐわけにはいかず、 「足の裏が燃えてるんじゃないかと思うくらい芝はすごく熱かった」とブクコウスキは語っている。

なお、試合はカンザスシティが2-0で勝利。決勝は31日に行われる予定。(キックオフは午後3時ということで少しはましになるだろうか…)

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