『Corriere dello Sport』は23日、「ナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェは、ミーノ・ライオラ代理人と契約することに合意した」と報じた。
ロレンツォ・インシーニェは1991年生まれの27歳。2010年からナポリに所属していた小柄なアタッカーで、OBや評論家から高く評価されるセリエAのスター選手だ。
これまで彼の代理人はDOAマネージメントが務めてきたとされているが、今回それを変更することを決めたという。
契約するのはあの敏腕代理人として有名なミーノ・ライオラ氏。ポール・ポグバやズラタン・イブラヒモヴィッチ、マリオ・バロテッリ、ジャンルイージ・ドンナルンマなどを扱ってきた人物だ。
彼は選手を移籍させることに長けているため批判を受けることが多いものの、一方でクライアントの意見を尊重する顔を見せることも。
記事によれば、今後ライオラ代理人は彼の価格を2億ユーロに設定するようクラブと交渉をしていくという。
表面上を見ればナポリに残すための工作と取れるが、価格をつけるということで移籍に向けた準備なのか…。何にせよ今後の動きを見守りたいところだ。