20日にマレーシアで開幕を迎えたAFC U-16選手権。日本代表は初日に開幕戦に臨み、タイU-16代表と戦った。
試合開始直後、いきなり先制点を決めたのはタイ。タナリン・トゥムセンのスルーパスからペナルティエリアに侵入してきたワラゴン・トンバイがシュートを決めた。
ビハインドを背負った日本は、その数分後に相手のクリアミスから荒木遼太郎が同点ゴールを奪う。
さらに8分にはスルーパスから裏に抜け出した荒木がスペースにつなぎ、フリーで詰める近藤蔵波が逆転ゴールを決めた。
15分には、CBの一角に入った半田陸がオフサイドの判定を期待してプレーを止めたところを狙われ、2-2とタイスコアになってしまう。
しかし34分には成岡輝瑠のクロスから荒木が今日2点目を奪い、さらに半田がセットプレーからネットを揺らす。
前半のうちに4-2とリードした日本は、試合終了間際にも途中出場の唐山翔自がゴールを決め、試合を終わらせた。
日本代表はこのあと23日にタジキスタンU-16代表とのグループステージ第2節を戦うことになる。