アジア競技大会で日本を破って優勝を果たした韓国代表。
U-23代表+オーバーエイジ3人で臨んだ彼らは、金メダル獲得で兵役免除となった(ただし、4週間の基礎訓練は必要)。
『朝鮮日報』によれば、今大会にはひとりだけ「軍人身分」で参加していた選手がいたという。
10番を背負ったMFファン・インボムだ。彼は1996年生まれの21歳。
韓国の各ユース代表を経験してきた期待の攻撃的MFだそう。大田シチズンに所属しているが、昨年末にあえて早い年齢での入隊を決断。
兵役期間中の選手しかプレーすることができない牙山ムグンファという韓国警察庁のチームでプレー(形としては大田シチズンからのローン)し、そこでのパフォーマンスによって代表入り。
今回の金メダル獲得で彼は早期除隊が認められることになった。また、これによって海外移籍への道も開かれたとも。
ただ、軍に残ることもできるそうで、2010年にハンドボールで優勝した選手は除隊しなかったそう。ただ、その選手の場合は兵役が残り3か月だったようだが。
牙山ムグンファの関係者は「残ってくれれば嬉しい」と冗談を述べつつ、喜んで送り出すという反応だったそうだ。
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