『Daily Mail』は15日、「マンチェスター・シティのユース部門でスカウトを務めている人物が、人種差別をしていたという疑いで調査を受けている」と報じた。
問題となっているのはディーン・ラムズデイル氏。かつてバーンズリーなどでプレーした選手で、引退後は指導者に転身した人物だ。
20年以上のユース指導経験を持ち、リーズ・ユナイテッド、プレストン・ノース・エンド、シェフィールド・ウェンズデイなどで働いてきた。
2017年6月にマンチェスター・シティと契約し、それからユーススカウティング&雇用マネージャーを務めている。
しかし彼は今年6月、シティのフロントスタッフや選手の代理人が出席したミーティングにおいて不適切な発言をしたという。
黒人選手についてのコメントとして「BBQs」という単語を使ったことで、出席者の一人がクラブに苦情を提出したとのことだ。
「BBQs」はバーベキューとは関係なく、意味としては「Big, Black, Quick」(大きく、黒く、速い)というものである。
マンチェスター・シティはこれについてすぐに独自の調査を進めており、謝罪の手紙を送った上で当事者間では解決されたと報告されているが、まだ問題が終了したかどうかは不明だそう。