『L'Equipe』は12日、「PSGのフランス代表MFアドリアン・ラビオは、契約更新を拒否している」と報じた。
アドリアン・ラビオとPSGとの契約は2019年6月30日までとなっており、クラブ側はそれを更新しようとしている。
しかしラビオは昨季の終盤に行われた交渉で契約延長を拒否し、他のチームに移籍することを望んでいると伝えたという。
ラビオの代理人を務めている母のヴェロニク・ラビオとPSGのスポーツディレクターであるアンテロ・エンリケの対話は進んでいないようだ。
クラブ側は経済的に条件の改善を提示しているものの、ヴェロニクは給与の上昇を求めつつ他のクラブと接触している。
このような状況になっている限り、ラビオは今後選手としてあまり起用されない可能性もあるとのこと。
カーンとの開幕戦では先発出場し、チームの2点目も決めたラビオであるが、他の選手が復帰してくるに従って厳しい状況になるかもしれない。
彼に対してはバルセロナやユヴェントスなどのクラブが関心を抱いていると言われているが、両者はすでに今夏中盤に補強を行っており、今夏取引される可能性は低いという。