イタリア・セリエAのミランは、「元ブラジル代表MFレオナルド氏がジェネラルマネージャーに就任した」と公式発表した。

昨年4月にシルヴィオ・ベルルスコーニ氏からミランの株式を買い取り、オーナーに就任したのは中国人実業家のリー・ヨンホン氏だった。

しかしその際に借りた資金の返済が不可能になったと見做されたことから、今夏彼は債務不履行のためクラブを追放された。

経営権を握ったのはアメリカのヘッジファンドであるエリオット・マネージメントで、クラブに変化を加えている。

スポーツディレクターだったマッシミリアーノ・ミラベリ、CEOを務めていたマルコ・ファッソーネは解任されており、新たなフロントが招聘される予定だ。

その先鞭をつける形で、今回ミランのOBでもあるレオナルド氏がジェネラルマネージャーとして契約されることになたった。

レオナルド氏はかつて鹿島アントラーズでプレーしたことでも知られており、優雅なプレーから「貴公子」とも言われたブラジル代表MF。

2009-10シーズンにミランの監督を務めた後、2011年にはライバルであるインテルを指揮したため、ファンからは「裏切り者」とも批判されていた。

今回の就任にも一部のファンからは反対の声が上がっていたが、いい仕事をすればすぐに評価は変わるだろう。

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