ワールドカップ・ロシア大会の日本代表DF遠藤航が、日本企業の『DMM』が経営するベルギー1部シント=トロイデン(STVV)へ完全移籍する。
遠藤が所属する浦和レッズとシント=トロイデンは21日、契約交渉が合意に達したことを揃って発表した。
25歳の遠藤は、湘南ベルマーレのユースから昇格してプロデビューし2016年に浦和へ移籍。日本代表にはU-16から各年代で選ばれ、2016年にリオ五輪、今年はワールドカップのメンバーに選出された。
遠藤は、浦和の公式サイトで、
「ベルギー1部のシントトロイデンVVに移籍することに決めました。
ファン・サポーターのみなさんには突然の報告になってしまい申し訳ありません。個人的にさまざまな思いがある中で決断させていただきました。浦和レッズには2年半お世話になり4人の監督のもと、多くの選手と共にプレーし、成長させていただきました。みなさんとは悔しい思いも多くしましたが、このチームでルヴァンカップ、ACL優勝を経験し、浦和レッズに関わるすべてのみなさまと喜びを分かち合えたあの歓喜の瞬間は忘れません。
次のアウェイでのセレッソ大阪戦が最後の試合となりますが、勝ってベルギーに行けるようにがんばりますので、熱い声援をお願いいたします」
と別れの言葉を述べている。
なお、シント=トロイデンの公式サイトによると、正式契約はメディカルチェック終了後になる予定だという。