イラン代表FWサルダル・アズムンは、自身のInstagramで「代表チームでのプレーから離れる」と公式発表した。
サルダル・アズムンは1995年生まれの23歳。今回のワールドカップでもイラン代表のワントップを務めたアタッカーである。
セパハンの下部組織で育成されたものの、若くしてロシアに渡ってルビン・カザンでプロデビュー。
その後ロストフへと移籍して結果を残し、昨年から古巣ルビン・カザンへと復帰していた。
しかし、彼は今回イラン代表でのプレーをこれで終えると発表。その理由は、母親が患っている深刻な病気であるという。
彼は今回のワールドカップでファンから批判を受けており、その中には母親の病気について侮辱するようなものもあったとのこと。
それを受けて、彼は家族を守るために国際サッカーから離れることを決断したようだ。
アズムンは代表でこれまで36試合に出場し、23ゴールを決めてきたエース。イランにとっては来年1月のアジアカップに向けて大きなダメージになりそうだ。