6月28日、ロシアワールドカップのグループH、日本対ポーランド、セネガル対コロンビアの試合が行われた。

日本とセネガルが勝点4で並び、コロンビアが勝点3で追いかける形で迎えた第3戦。

日本は2試合の疲労、そして気温30度以上というコンディションを考え、先発を6人入れ替えて臨んだ。

試合は前半ともにスコアレス。日本はこの試合キャプテンの川島永嗣が好守。セネガルはPKを獲得する場面もあったが、VARの結果これは取り消されている。

スコアが動いたのは59分。ポーランドがセットプレーのチャンスを得ると、ラファウ・クルザワの正確なキックをヤン・ベドナジェク。日本は痛恨の先制点を許してしまう。

このままではグループステージ敗退となることから攻勢に出たいところだったが、チグハグとした攻撃でなかなか決定機を作ることができない。

するともう一つの試合で、こちらもセットプレーからコロンビアのジェリー・ミナが先制弾。

これで日本とセネガルは勝点、得失点、総得点でまったく並ぶ状況となり、わずかにフェアプレーポイントで日本が上回った。

状況を知った日本は終盤、3枚目の選手交代で長谷部誠を投入。“試合を殺す”ことでこれ以上の失点を避ける作戦に出る。

焦ったのは3位に転落したセネガルで、なんとか同点弾を奪おうとするも、コロンビアの守備を最後まで破ることができず。そのままポーランドとコロンビアが1-0で勝利した。 

この結果、コロンビアが逆転でグループ1位抜け。日本はなんとか2位に入り、2大会ぶりとなるベスト16進出を決めている。

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