ワールドカップ初戦で日本代表に敗れたコロンビア。第2戦ではポーランド相手に3-0で勝利し、本来の力を見せつけた。

『SBS』などによれば、そのコロンビアでの素敵なエピソードが話題になっているとのこと。

9歳の時に病気によって視力と聴力を失ったホセ・リチャル・ガジェゴさん。それでもフットボールへの愛がなくなることはなかったそう。

そして、今から3年前に出会ったセサル・ダサさんとスポーツの話題で意気投合。セサルさんは手話を学び、試合で起きていることを手を通じてガジェゴさんに伝えることにしたんだとか。

セサルさん

「(手話によって)私たちは共通理解を得られるようになりました。

これはラインを割ったことを意味します。

これはコーナーキック、これは副審、これはPK。

もしボールがスローインになれば、このサインになります。

このジェスチャーは、誰かがレッドかイエローカードを受けたことを意味します」

先日、カザンで行われたコロンビア対ポーランド戦をテレビ観戦した際も、セサルさんはガジェゴさんに試合の動きを手で伝えていた。

激しい手の動きは緊迫した試合の雰囲気を反映しており、ガジェゴさんはほぼリアルタイムで試合を追うことができたんだそう。

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