ワールドカップグループステージ第3節、アルゼンチン代表はナイジェリア相手に劇的な勝利をあげて、決勝トーナメント進出を決めた。
決勝点が決まったのは、終了4分前。DFマルコス・ロホがまるでFWのようなポジショニングから、利き足とは逆の右でボレーを決めるという驚きのゴールだった。
【ゴール速報 アルゼンチンが勝ち越し点】
後半41分 アルゼンチンの #ロホ が決めました。
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— NHKサッカー (@NHK_soccer) 2018年6月26日
ロホがまさかあんなところにいるとは思わず、アグエロかイグアインが決めた!と錯覚した人も少なくないはず。
この驚きのゴールシーンについて、ロシアにもルーツを持つ元ナイジェリア代表FWピーター・オデムウィンギーはこうコメントしていた。
ピーター・オデムウィンギー(元ナイジェリア代表FW)
「決勝点の場面、ナイジェリアの3選手はアグエロのほうに走っていて、ロホのことは忘れていた。
ボックス内の人数はナイジェリアのほうが多かった。だが、彼に利き足ではない右足で決められてしまったのを見なければいけないのはイライラしたね」
確かにナイジェリアDFはニアのアグエロをケアしており、ロホはほぼノーマーク。慌ててヴィクター・モーゼスが寄せるも、間に合わず…。
誰も予期していなかった驚きのポジショニングから生まれたゴールと言えそうだが、クロスとボレーの質も見事だった!