『朝鮮日報』など各メディアは、「ワールドカップを訪問しているムン・ジェイン大統領は、FIFA会長にワールドカップを韓国・北朝鮮らで共同開催したい意思を確認した」と報じた。
先日行われた韓国対メキシコの試合が行われたロストフ・アリーナを訪れていたムン・ジェイン大統領。
現職の韓国大統領が国外で行われるワールドカップを観戦に訪れるのは初めてのことだった。
ロシア国賓訪問の最後の日程にワールドカップ観戦を組み込み、FIFA会長のジャンニ・インファンティーノ氏とハーフタイムに歓談したとのこと。
ムン・ジェイン大統領は昨年夏にインファンティーノ会長と接見し、「2030年に韓国・北朝鮮のワールドカップ共同開催」という意思を明らかにした。
今回改めて意思を伝えられたインファンティーノ会長は以下のように話したという。
ジャンニ・インファンティーノ
「今から準備をしなければならない。大統領から韓国・北朝鮮共同開催案を伝えられたのがわずか1年前のこと。
その時は全く実感がないアイデアだったが、これまでの間に多くのことが起きた。
彼は非常に多くの仕事をこなしている。FIFA関係者だけではなく、すべての人が大統領を愛している」
ムン・ジェイン大統領は「初めて会った時に韓国・北朝鮮共同開催案を伝えたが、その際よりも現実化している」と手応えを感じているとのことだ。