『La Stampa』は26日、「ペルージャの北朝鮮代表FWハン・グァンソンは、政府からテレビ番組への出演を禁止された」と報じた。
今季カリアリからペルージャに移籍し、セリエBで6得点を決める大活躍を見せているハン・グァンソン。ユヴェントスやアーセナルも既にチェックしていると言われる10代の天才FWだ。
彼は今週末『Rai』の番組に出演する予定になっていたのだが、突如それがキャンセルになってしまった。
その理由は、ハン・グァンソンに対して北朝鮮の政府から電話があり、インタビューを受けることを禁止されたからだという。
この番組についてはもともと政治的なことは一切聞かないという約束で、質問もハン・グァンソンへ事前に送られていたようだ。
しかしそれでも北朝鮮政府は緊張を感じており、選手にテレビで話すことを禁止するとともに、破った場合は強制的に送還すると通告したとのこと。
もちろんそれを拒否した場合には、北朝鮮に残した家族が危険に晒される可能性があるとのこと。
イタリアのチームはこのところ数名の北朝鮮人選手を獲得してきたが、その給与の多くが金正恩氏の下へ渡っているという噂がある。
フィオレンティーナはチョ・ソンヒョクという選手をかつて獲得したが、その給与の70%は北朝鮮に渡っていたという報道があった。