『Gazzetta dello Sport』は3日、「ビジャレアルは、コロンビア代表FWカルロス・バッカを獲得するための値下げ交渉を要求している」と報じた。

昨年夏のマーケットでACミランからビジャレアルへ期限付き移籍したバッカは、スペインで公式戦43試合に出場し、18ゴール7アシストを記録した。

イタリアではあまり満足できない状況だっただけに、バッカはこのままスペインでプレーし続けたいという意思を持っている。

しかしながら、買い取りに必要な移籍金1550万ユーロ(およそ19.7億円)+250万ユーロ(およそ3.2億円)のレンタル料を支払うのは、ビジャレアルにとっては厳しいもの。

そのためミランと再び交渉を行うことで、取引に必要な額をできるだけ下げたいと考えているとのこと。

ただ、ミランは2015年にセビージャからバッカを買った際3000万ユーロ(およそ38.2億円)を支払っており、できるだけ資金を取り戻したいという意思がある。

もしビジャレアルがダメならば、一度クラブに戻してより高い額を出してくれるクラブを探すという手もある。

ところが、今夏のマーケットではファイナンシャル・フェアプレー制度違反による罰則が加えられるかもしれない状況であるため、決して資金に余裕があるわけではない。

確実さを優先するなら、値下げしてでもビジャレアルに売るほうが…という見方もできる。

難しい立場にあるミランはその足元を見られてしまう状況でもある。この交渉はどのような結末を迎えるだろうか?

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