上田綺世

グループリーグ三試合に先発出場し、他との「違い」を随所で披露してくれている三好康児も捨て難いが、今回はあえて上田綺世にしたいと思う。

それは、ポルトガル戦で二得点を奪い一躍ヒーローとなった彼が、このカナダ戦では「ゴールを奪う」という以外の面でも光るものを見せていたためだ。

この試合で唯一のゴールを奪ったのは三苫薫であったが、そのシーンで相手守備陣にプレッシャーを与えていたのが上田であった。

得点機の基点となったロングボールを呼び込む動きを仕掛けたのも、相手DF陣にストレスを感じさせるポジショニングを取っていたのも上田であったことは忘れてはならない。

また、このシーン以外でもヘディングでの落としから味方にシュート機会を提供、裏に抜け出す動きでバイタルエリアにスペースを生み出すなど、持ち前のゴール能力以外でも評価に値するプレーを見せていた。

この年代では小川航基がFWの核としてチームを牽引してきたが、その序列も近いうちに変わるかもしれない。


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