1930年に創設されて以降、88年もの歴史を持つワールドカップ。

これまでに行われた試合数は836にも及び、2379もの得点が生まれた。

そんななか、88年もの歴史で生まれた不思議な「ジンクス」もいくつか存在する。今回はそれらをご紹介しよう。

1. “外国人監督”は優勝できない

これまでに20回の大会が行われたワールドカップ。

88年の歴史で20の王者が生まれたわけだが、優勝チームを率いた指導者は全て自国出身の監督である。優勝チームから見た“外国籍監督”がトロフィーを掲げたケースは一度もないのだ。

今大会も優勝候補を見てみても、ブラジル代表(チッチ)、アルゼンチン代表(ホルヘ・サンパオリ)、ドイツ代表(ヨアヒム・レーフ)、スペイン代表(フレン・ロペテギ)、フランス代表(ディディエ・デシャン)など自国出身の監督は多い。

唯一の例外は、スペイン出身でベルギー代表を率いるロベルト・マルティネスだろうか。