『Inside』は23日、「サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、国内リーグ全クラブの対外債務をすべて肩代わりした」と報じた。

中東の強豪リーグとして知られるサウジアラビア。しかしこのところはUAEやカタール、イランが成長しており、かつてのような突出した力はない。

各クラブは大きな借金を抱えており、FIFAからはサウジアラビアのチームが金銭的義務を果たしていないとして懲戒処分も示唆されている状況にあった。

あの名門アル・イティハドも、1クラブ単独で8200万ドル(およそ89.9億円)という非常に大きな債務があり、AFCチャンピオンズリーグ出場権を剥奪されている。

この状況に立ち上がったのはサウジアラビアのサルマン皇太子。

2018-19シーズンの各クラブが投資できない状況になり、サウジアラビアリーグのブランドに傷をつけるのではないか。

そう懸念した皇太子は、なんと全クラブの対外債務合計3億4000万ドル(およそ372.9億円)を肩代わりして返済することにしたという。

確かにすごいことではあるのだが、果たしてこれが将来的にいい判断になるのかどうか…。

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