『Fanatik』は19日、「イングランド・プレミアリーグのワトフォードは、カズムパシャのエジプト代表MFトレゼゲの獲得に向けて600万ユーロ(およそ7.9億円)の入札をした」と報じた。

マフムード・アハマド・イブラヒム・ハッサン、通称「トレゼゲ」は1994年生まれの23歳。エジプトの新鋭司令塔として知られているアタッカーである。

19歳でA代表にデビューするなど期待を集めた彼は、2015年にベルギーのアンデルレヒトへと移籍することになった。

しかしそこではなかなか出場機会を手にすることができず、ムスクロンへのローンを経て、今季カズムパシャに加入していた。

ベルギーでは苦戦した彼であるが、トルコの水が合ったのか大活躍を見せており、31試合で13ゴール7アシストを記録。

当初はローンだったが、今月カズムパシャが200万ユーロ(およそ2.6億円)での買い取り条項を行使しており、すでに保有権は移っている。

獲得したばかりではあるが、カズムパシャはトレゼゲを売却することを検討しており、ワトフォードの入札額が正しければ受託する可能性が高いという。

高いテクニックと得点力を兼ね備えているトレゼゲ。先日発表されたエジプト代表の予備登録メンバーにも入っており、ワールドカップでの活躍も期待されている。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手