『FOX』は14日、「オセアニアサッカー連盟は、審判に差別的な行為をした選手に7試合の出場停止を言い渡した」と報じた。
この事件は4月22日に行われたOFCチャンピオンズリーグの準決勝1stレグ、ラウトカFC(フィジー)対メアリースト・ファイアー(ソロモン諸島)で発生したもの。
ラウトカのFWサムエラ・ドルドルは、68分に2枚目のイエローカードを受けて退場していた。
その際、彼はこの試合の審判を務めていたニュージーランド人のキャンベル=カーク・ラウフ氏に対して「白人」と繰り返し叫んでいたという。
これが「差別的行為である」として、サムエラ・ドルドルに対しては7試合の出場停止が言い渡されたほか、スタジアムへの入場も禁止されたとのこと。
フィジーのメディアによれば、ドルドルは「白人」という言葉を使ったことを認めたという。
なお、ラウトカFCはOFCチャンピオンズリーグ決勝の1stレグでチーム・ウェリントンに6-0と大敗している。