『BBC』は8日、「ウィガン・アスレティックのオーナーを務めるフェラン一家は、香港企業に株式を売却することに合意した」と報じた。
今季リーグワン(イングランド3部)を優勝し、2月にはマンチェスター・シティを相手にFAカップで勝利を収めたウィガン。
かつてはプレミアリーグで長く戦っていたこともあり、非常に知名度の高いクラブである。
このところはやや成績が低迷していたものの、今季はついに2部リーグへの昇格を果たした。
オーナーのフェラン一家は1995年にウィガンの株式を過半数獲得し、その後長くクラブを経営してきた。
しかし今回、香港系のコンソーシアム、インターナショナル・エンターテイメント・コーポレーションに株式を売却することに合意したとのこと。
この契約には本拠地DWスタジアム、クリストファー・パークとユクストンにある練習場の譲渡も含まれている。
なお、この取引を行うには香港証券取引所、およびイングランドサッカーリーグ機構が承認する必要があり、それが今後検討されることになる。