下記はJリーグの公式データを元にした、第12節終了時点でのランキングだが、ざっと見ただけでもその真新しさがわかるだろう。

昨季まではアルビレックス新潟で無尽蔵ぶりを発揮していた小泉慶が暫定1位。「走るチーム」の一つとして定評のあるベガルタ仙台の野津田岳人が3位と8位に。また、攻守にハードワークするヴィッセル神戸の藤田直之など、これまで高橋と加藤の後塵を拝してきた男たちがその不在を狙って上位に顔を出しているだけではなく、これまでこのランキングを賑わすことがあまりなかったプレーヤーもランクイン。

攻守においてアグレッシブさが劇的に増したサンフレッチェ広島からは青山敏弘、稲垣祥、吉野恭平の3人が。ジュビロ磐田からは今季ボランチのポジションで頭角を現している上原力也。そして、昇格組のV・ファーレン長崎からは澤田崇と碓井鉄平の2人が名を連ねているのだ。

これからシーズンが経過するにつれ、まだまだベスト10が変動する可能性はあるだろうが、いずれにせよ、「いつもの」とは異なっていることは間違いないだろう。

現在、惜しくも12位に甘んじている絶対王者・高橋義希の巻き返しを含め、今後の推移に注目したところだ。

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