『L'Equipe』は2日、「国際サッカー連盟(FIFA)は、2021年にミニワールドカップを創設するプロジェクトを検討している」と報じた。
記事によれば、それは「ファイナル8」という代表チームでの国際トーナメントであるとのこと。
これは2年に一度行われるもので、世界から8チームが参加するという大会になるようだ。
先日の報道では、UEFAやCONCACAFが創設するネイションズリーグを元にして、大陸ごとの代表チームによるリーグ戦を行う「ワールドネイションズリーグ」を作るという計画があった。その上位に入った8チームが「ファイナル8」に進む…というプランは先日から発表されていた。
その開催期間については4年毎になると考えられていたのだが、今回これが2年毎の開催で考えられていることが明らかになったようだ。
ワールドカップと新クラブワールドカップが4年毎、ファイナル8が2年毎の開催になる場合、開催年度はこうなる。
ワールドカップ:2018、2022、2026
新クラブワールドカップ:2021、2025、2029
ファイナル8:2021、2023、2025、2027、2029
となり、コンフェデが廃止されたとしても、ファイナル8が新クラブワールドカップと被る年が出てしまうのだが…。もちろんEUROやコパ・アメリカとの重複も気になるところだ。
なお、ファイナル8の開催を後押ししているのは中国やサウジアラビアの投資家の支援であると言われている。
ただ欧州のリーグのほとんどは「スケジュールがあまりにも厳しい」として反対しているという。