『Gazzetta dello Sport』は25日、「カルロ・アンチェロッティ氏は、イタリア代表監督を請ける条件として、アンドレア・ピルロの入閣を求めている」と報じた。

昨年スウェーデンに敗れてワールドカップ出場を逃してしまったイタリア代表。ジャンピエロ・ヴェントゥーラ前監督を解任し、次なる指揮官探しが続いている。

U-23のルイージ・ディ・ビアージョ氏が暫定監督を務めているものの、イタリアサッカー連盟(FIGC)は新しい指導者の就任を求めているようだ。

そして先日、FIGCの委員長ロベルト・ファブリチーニ氏、副委員長のアレッサンドロ・コスタクルタ氏がカルロ・アンチェロッティ氏と長時間の会談を行ったと伝えられた。

ファブリチーニ氏は「まだ何の合意も形成されていない」と報告しているが、アンチェロッティ氏からは就任の条件が出されたという。

それは、息子のダヴィデ・アンチェロッティと元イタリア代表MFアンドレア・ピルロをコーチとして入閣させることだそう。

ダヴィデはすでにバイエルン・ミュンヘンでアシスタントを務めた経験があり、ピルロはもちろん弟子筋だった選手である。

もう一人の候補と言われているロベルト・マンチーニ氏より、アンチェロッティ氏のほうが人件費は高額になると考えられている。

しかし特に弟子の一人であるコスタクルタ氏はアンチェロッティ氏の招聘を優先したい意向であるとも言われている。

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