『Corriere dello Sport』は24日、「イタリアサッカー連盟(FIGC)の重役は、カルロ・アンチェロッティ氏と長時間の会談を行った」と報じた。

昨年ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を解任して以来、正式な指揮官が不在となっているイタリア代表。

暫定的にルイージ・ディ・ビアージョ氏が指揮している状況だが、5月には新しい監督が発表される予定となっていた。

そして今回の記事によれば、ロベルト・ファブリチーニ(FIGC委員長)、アレッサンドロ・コスタクルタ(FICG副委員長)が、ローマのホテルでカルロ・アンチェロッティ氏と会談を行ったという。

これは1時間半に渡って続き、アンチェロッティ氏もその結果仕事を請けることに前向きな姿勢を見せたとのこと。

FIGCはアンチェロッティとスタッフの人件費として年間500万ユーロ(およそ6.6億円)を提供することを約束。

さらにスタッフの人選についてはアンチェロッティに一任すると伝え、アンブロジーニやピルロらの入閣も許可しているようだ。

ただ、ロベルト・ファブリチーニ委員長はその後「アンチェロッティは家族の問題を抱えている」と発表し、合意はないことを明かしている。

ロベルト・マンチーニ氏が有力だと言われている次期イタリア代表監督。ただ、コスタクルタ氏は「理想はアンチェロッティ」と考えているという。

5月20日には監督を決めるつもりだと言われるイタリア。今後の交渉の進行が注目される。

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