今から2か月前に全身真っ赤なユニフォームで衝撃を与えたアルゼンチンの古豪インデペンディエンテが、またしても驚きのユニフォームをリリースした。
まるで普通のフルボタンシャツのような、一見するとユニフォームとは思えない大きな襟付きのクラシックなルック。特製ケース入りの数量限定販売で、19日にクラブ公式ショップで発売を開始した。
CA Independiente 2018 Puma Limited Edition
9個のボタンが付いたこのユニフォームは、1948年のリーグ優勝から70周年を記念したもの。最大のライバルであるラシン・クラブとの「アベジャネーダ・ダービー」は1勝1敗の痛み分けとなったが、リーグは9年ぶりに優勝した。
襟や袖口などの差し色にはホワイトを配し、胸にはポケット付き。エンブレムはなくチーム名の略称「C.A.I.」のみをプリントしている。なお第一ボタンは実際に開閉できるが、他はほとんど飾りボタンだと思われる。
左袖には70周年記念のバッジ付き。「Independiente FBC Avellaneda」と書かれた楕円形のエンブレムは、1912年から14年にかけて使われていたもの。
このゴールドのシャツはGKキット。なおユニフォーム発表の場ではネイビーのGKキットが紹介されていた。各部の詳細はレッドのユニフォームと同じ仕様。
Un día con historia
El 8/12 de 1948 nos consagrábamos campeones del Torneo Argentino luego de vencer 4-1 a Gimnasia y Esgrima La Plata.
Una jornada para celebrar de principio a fin.#TodoRojo 🔴 pic.twitter.com/tC0m30ZaRp
— C. A. Independiente (@Independiente) 2017年12月9日
これは1948年当時の貴重なユニフォーム姿の写真。今回の限定版はレッド、ゴールドともにオリジナルのデザインに近いことを確認できる。
パンツとソックスは1948年のオリジナルと同じくネイビーが基調。
この限定ユニは2,199ペソ(約11,700円)で19日に発売となったが、レッドとゴールドの両方ともすでに売り切れている。