『calciomercato』は、「ジョルジュ・メンデス代理人は、インテルに対してDFジョアン・カンセロの賃上げを求めている」と報じた。
今季バレンシアからのローンでインテルに加入したポルトガル代表DFジョアン・カンセロ。彼の契約には3500万ユーロの買い取り条項が付随している。
セリエA初年度からそこそこの活躍を見せている彼を、インテルは完全移籍で獲得したいと考えている。
ただ、一方で3500万ユーロの移籍金は高すぎると考えており、この手数料をできるだけ引き下げようとしているようだ。
そのために逆にバレンシアへ貸し出しているMFジョフレイ・コンドグビアを提供することも考えているとも。
また、ジョアン・カンセロの代理人であるジョルジュ・メンデス氏は、買い取りに当たって大幅な給与の増加を求めている。
現在カンセロの給与は年200万ユーロ(およそ2.7億円)であるが、インテルでの重要性を考えれば大幅な賃上げが妥当であるという主張だ。
チームの最古参だった長友佑都を放出するなど、今季はチームのリニューアルを進めてきたインテル。
夏にはユヴェントスからクワドウォ・アサモアを年俸300万ユーロ(およそ4億円)で引き入れることが確実視されており、カンセロの去就も注目される。