『Calciomercato』は11日、「イタリア・セリエAのジェノアは、フィリッポ・インザーギ監督の招聘を検討している」と報じた。

現在ダヴィド・バッラルディーニ監督の下で戦っているジェノア。セリエAでは現在12位で、ほぼ残留は決まりといえる位置にいる。

最低限の結果を残したとは考えられているが、会長のエンリコ・プレツィオージ氏はバッラルディーニを今季限りで退任させるつもりであるとのこと。

契約自体は2018年夏までであるが、1年延長のオプションは付随していた。クラブ側としてはそれを行使しない方針だ。

そして新たな監督候補として考えられているのが、ヴェネツィアの指揮官を務めているフィリッポ・インザーギであるとのこと。

自身の古巣であるミランでは成功できなかったが、2016年からヴェネツィアで指揮をとり、今季は昇格プレーオフ出場圏内を維持している。

ヴェネツィアへ彼を呼んだスポーツディレクターのジョルジョ・ペリネッティは、現在ジェノアで仕事をしているため、コネクションもある。

もしセリエAにフィリッポ・インザーギが戻ってきたら、ラツィオのシモーネ・インザーギと「監督としての兄弟対決」が実現することになる。

なお、ダヴィド・ニコラ、ローランド・マラン(キエーヴォ)、レオナルド・サンプリチ(SPAL)らもジェノアがリストアップしている監督候補だという。

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