『La Domenica Sportiva』は29日、「ヴェネツィアの監督を務めるフィリッポ・インザーギ氏は、ミランの若手を守るべきだと指摘した」と報じた。
先週末の試合でミランはウディネーゼ相手に2-1と敗北し、公式戦3連敗を喫することになった。
ユヴェントス戦でレッドカードを受けたマヌエル・ロカテッリ、そしてこのところ失点が続いているドンナルンマには一部から批判もあり、好調な時とは雰囲気も変わりつつある。
しかし2シーズン前にミランの監督を務めていたことで知られるインザーギ氏は以下のように話し、人々もメディアも若い選手を守るべきだと指摘した。
フィリッポ・インザーギ
「私は願っているよ。人々とメディアが我々の若い選手たちを守ってくれることをね。
我々はいつも言ってきた。若い選手にはチャンスがなく、ミスをすれば批判を受けると。しかし、若い頃には誰もが山も谷も経験するものだ。
私はミランとヴィンチェンツォ・モンテッラを賞賛するよ。彼ら(ドンナルンマとロカテッリ)をレギュラーに起用したことを。彼らからは時に稚拙なものも出てくるだろうと思う。
1試合1試合を終えるたびに彼らについて議論を始めることは出来ないよ。モンテッラは誰よりも彼らの使い方を知っているのだ。
我々はドンナルンマを得た。彼は17歳からイタリア代表でプレーした、新しいブッフォンである。
もしロカテッリがリッカルド・モントリーヴォの側でプレーするなら、それは大きな助けになり、アドバイスとなる。そして絶好のお手本になるだろう。
我々は余裕を持たなければならないし、気づかなければならない。ロカテッリはパスをミスすることもあるし、チームの足を引っ張ることもあると。
しかし、彼はイタリアサッカー界の未来だ。それら全てから学んでいくだろう」