ナビル・フェキル(フランス代表/リヨン)

今季のフランスリーグで大ブレイクを果たした選手といえばナビル・フェキールで決まりだ。

もちろん彼の能力はリーグアンファンなら数年前から分かっていたはずだが、2017-18前半戦のゴールラッシュは衝撃的だった。左足だけの選手ではないので「神の左」とは言い難いが、テクニックは間違いなく一流だ。鋭いドリブルとチャンスを逃さぬ目を持ち、決定的な仕事を確実にやってのける。

フロリアン・トヴァン(フランス代表/マルセイユ)

個人的にはフランスリーグの「神の左」といえばジエゴ・ヒゴナト(スタッド・ランス)かルーカス・リマ(ナント)なのだが、流石に知名度が低すぎてボツになった。ぜひ彼らの左足キングっぷりにも注目して欲しい。

ということで今ノッている左利きといえばトヴァンだ。酒井宏樹との右サイドコンビは連携抜群。鋭いドリブルからチャンスを作り、自ら難しいシュートを決めていく。奇しくもフェキルもトヴァンもワールドカップメンバー当落線上、どちらが招集を受けるか?